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furaha

ハンドメイドのニット小物などを制作&販売しています。

阿蘇旅行2日目_南阿蘇鉄道復旧・復興支援コンサート

白川水源を出ると、嘘のようなお天気!
さっきまで土砂降りだったのに、
カンカン照りで日差しがジリジリと痛い位です。

さて、昨日チラシを見かけた支援コンサートは、
予定どおり高森駅で行われるようなので、足を運んでみることに。

構内にステージと出店が設けられていて、しばし綺麗な歌声を聞きながら、
のんびりと過ごす。
のどかで気持ち良い。




食べ物も色々とあったので食べたかったけど、
普段食べない量の朝ごはんと、試飲した日本酒と、
コロッケ4個がお腹に入っているので
もうこれ以上入らず、やまめの塩焼きだけいただきました。
美味しかった~。

あと、昨日は見逃していた記念入場券と、
南阿蘇鉄道のハンドタオルを購入。

画像の使いまわしでナンだけど、右上に写っているタオルです。




思ったのは、イベントは常に開催して「何かあってる」感を出しつつ、
商店街に人が流れるように工夫をすれば今後の活性化に繋がるのではないかなー。

福岡の西新商店街なんて、リヤカーで農家のおばちゃんが
物を売ってるというだけで「リヤカー部隊」と呼ばれる名所になってるように、
町ぐるみで「阿蘇の高原野菜」とか「朝採り野菜」と書いて、
見栄え良く並べるだけで観光客は来ると思います。

生野菜を持って帰ることのできない観光客には、
茹でトウモロコシや焼きトウモロコシを売るとか、
氷水で冷やした食べやすいサイズのトマトや焼きプチトマトを売るとか、
阿蘇のいちごで作ったいちごソースのかき氷を売るとか、
工夫次第でどうにでもなりそう。

ペンションにはお土産を置いていないところもあるので、
農家の人が生野菜や加工品を置くだけでも売れると思うし、
水源の水ですら売れると思う。
観光客は歩くので、ペットボトルの水飲みます。

商店街も、通りにいい感じの名前をつけて
親しみやすいデザインのサインを設置して誘導したり、
軒先に提灯をズラリと灯して非日常感を出すだけで
観光客は誘導どおりに歩くはず。

その時、お店の軒先でタライに入れたラムネを売ったり
コロッケやメンチカツを店頭販売して、物を売っているお店が
途切れないように気を付けて一体感を出せば、
途中で引き返すことなく、端から端まで歩くのではないでしょうか。

例えば、ざるに入れて和紙に墨で商品名と値段を書くとか、
流行りの展示方法にして清潔感を出す必要はあると思うけど。
ディスプレイと清潔感はポイント。

あと、江戸時代から続く造り酒屋という貴重な建物があるのに、
活かされていないのも勿体ない。
規模感はともかくとして、うまく商店街を活かして、
地域外の人への接客を勉強すれば(←ここ大事)、
日田の薫長酒造や豆田町みたいにできそうなのになー。
とにかく、細々と1軒だけでやっても効果はなく、
町を挙げてすることが大事。

広域で見ても、月廻りのように無料で開放している
素晴らしい施設もあるし、根子岳という特徴的な形、名前の山もある。
にゃんぽは良いアイディアなのに、
宿泊施設にパンフレットも置いておらず、
そういう事をしていることすらほとんど目に入ってこないし、
ネコグッズも売ってないし、町に猫の1匹も歩いていない。
猫がたくさんいるというだけで、辺ぴな島に多くの観光客が
来ている所もあるのに、恵まれた資源があって活かしていないのは
本当にもったいない。

今回、観光案内所に行ったけど、中に入って聞きたいことがあっても
しばらく地元の人と話した後に長電話を始めてしまい、
とうとう諦めて出てきました。
商店に入っても「いらっしゃいませ」の一言もなくタメ口だし、
まあ、地元の人のための観光案内所であり商店でした。

町を発展させるには、移住者を呼ぶか観光客を呼ぶかのいずれかで、
町にお金を落とすようにすることが肝要。
きちんと観光地化するには商店の人たちの協力が不可欠だし、
観光客が地元の商店街に流れる繋ぎの役割をペンションが担えるよう、
宿にチラシを置くか掲示する、宿で地元の物を販売する等の協力体制を
敷いた方が良いので、様々な垣根を越えて
何とかしようと思う人がいないと難しいかもしれないけど。

なんとなーく、「興味があるのは自分のところだけ」、
「ツィッターのRTは自分に関するものだけ。他の高森のことは知らん顔」、
「移住者は何十年経ってもよそ者」、「商店街は商店街で」みたいな
バラバラ感と内輪感を感じるので、それを乗り越えないと
難しいだろうなーとは思います。

気持の問題が一番やっかいなので、やる気がない人、頑固な人は
この際スルーして、柔軟に行動できる40代位までの若い人が、
移住者、元々の住民関係なく結束してゴリゴリ進めると良いですね!

一時期のペンションブームで移住者が来て、産業を起こしたお陰で
税収が増えた時代もあったと思うけど、
このままだと過疎化して、税収は減る一方。
観光要素はたくさんあるので、外からお金を落としてもらう方法を
確立させないと、
商店が閉店し始め、ペンションが廃業し始めてしまうと、
そもそも観光客の来るきっかけがなくなって
手遅れになるのだろうなと思います。

そして、その日はおそらく近い。
ペンションブームで移住した世代は高齢化しています。

今回、温泉で地元の人が
「ふっこう割という支援で、宿泊施設は国がお金出してくれるけど
地元では賛否両論」
なんて話してたけど、
ふっこう割で宿泊する観光客の落とすお金で町の税収が増えれば、
間接的に恩恵を受けられることに気付くべきだと思います。
農家なら作物、主婦なら自家製漬け物を販売するとか、
宿泊施設を羨ましがらず、そこに来た観光客相手に
できることは色々あると思います。

この先の、過疎化を視野に入れれば、普段は高森に来なかった人たちが
支援目的で宿泊しに来ている今こそ、リピーターを増やす
最後のチャンスの様に思います。



腱鞘炎により新作は見合わせ中~。

 
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