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furaha

ハンドメイドのニット小物などを制作&販売しています。

小倉織「縞縞」の2017はぎれ展

1週間程前のことになりますが、小倉織の縞縞本店で
年に一度開催されているハギレ展へ行ってきました。

普段は手の届かない小倉織が、この時だけは
手が届く価格で販売されるので、とても楽しみにしています。

袋に入っているのはハギレセット。
大きなハギレのセットや、小さなハギレのセットがあります。




小さなハギレのセットの中身です。
こんなにたっぷり!!!!!



詰められている生地のサイズは袋によってまちまちですが、
私が購入したものは、一番小さな生地が7cm×5cm、
一番大きな生地は45cm四方でした。

こんな小さいの入れて!と怒る人もいそうな小ささですが、
小倉織は非常に上質で、布を知っている人ほど、
「(こんな布を作れるとは)信じられない」と驚かれるとのこと。

こちらの記事で、その素晴らしさが紹介されているので
ぜひご覧いただきたいなと思います。
創り手たちのStory #024有限会社小倉クリエーション

小倉織は、通常の布よりも糸を多く使っているので
生地がしっかりとしていて、上質な糸の光沢があります。
縦じまがくっきりと現れているのは、横糸の3倍の
経糸を使っているからだそう。
上に紹介した記事によると、機械織が導入されても、
数千本の糸を並べて機械に通す作業は手作業とのことで、
私の想像を遥かに超えた手がかけられた布です。

経糸は、35cm幅に3300本という記事もあり、
それで計算すると140cm幅の布だと経糸は軽く1万本超え。
驚異的です。
(出典:銀座もとじ 和織物語 縞が奏でる音色―築城則子の小倉織

さらに、武士の袴として用いられていた頃には
槍の穂先がすべってかすり傷もなかったことから
災難除けの袴として全国的に広がっていたといういわれのある
縁起の良い布です。

大切に扱うほど、小さなハギレでも捨てるのは惜しくなります。
ハギレセットを詰めた方も、同じ気持ちなのではないかと思います。

小倉織を、いきなりメーターで購入するのは躊躇するけど、
様子を見て気に入った布を購入するには、ハギレセットは
とても良い詰め合わせです☆

最寄りの西小倉駅から縞縞本店へ行く途中、
小倉城を眺めることもできます。
嬉しいですねぇ。



当記事内の小倉織は、縞縞さんの布を使用しています。
ハギレは、年に1回縞縞本店のみの販売のようですが、
生地は公式サイト内で販売されています。
素敵な小物もたくさんあるので、ぜひご覧ください。
小倉織 縞縞 公式サイト




ショップページのスヌード色々。
 
ショップページへ


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